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学校生活における「日常生活の指導」

特別支援学校の指導要領には、「領域・教科を合わせた指導」というものがあり、その中に「日常生活の指導」があります。

児童生徒の日常生活が充実し、高まるように日常生活の諸活動を適切に援助する指導の携帯。この指導では、いろいろな領域や教科にかかわる広範囲の内容が扱われる。(文科省HP)

 例示されているものとして、「衣服の着脱、洗面、手洗い、排泄、食事、あいさつ、言葉づかい、礼儀作法、時間を守ること、などがあげられています。
 さて、これらの指導は時間を設けて、取り出し指導も可能ですが、それ以上に、「生活の流れに沿って、実際的な状況下で指導を行う」ところに、この指導の本質的な正確があり、私もこのように指導を進めることが大切であると考えます。
 そのため、学校生活の流れの中で、どの時間にどの指導ができるかを見定めておく必要があります。

登下校…信号に従って歩く。靴の履き替えをする。班の約束・時間を守る。あいさつ。
 用便…尿意・便意を告げる。ズボンやパンツを下げたり、脱いだりする。便所へ行き、用を足す。後始末をし、服装を整える。用便後、手を洗う。生理の処置。
 朝の支度…持ち物を出して、指定された場所へ片づける。流れに沿って行動できる。
 係の仕事…自分の役割を忘れずに行うことができる。
 給食…手を洗う。箸の持ち方、こぼさないように食べる。行儀よく食べる。食後に口の周りを拭く。好き嫌いをしないで食べる。
 衣服の着脱…前後ろの確認。ボタンをとめる、シャツが出ていない、名札をつける、
衣服をたたむ。寒暖に合わせた衣服の調節
 掃除…机・椅子を移動させる。ほうきで掃く。ぞうきんがけ。ごみ拾い。

このように学校生活の流れから日常生活の指導に関わるものを列挙すると、多くのことがあることに気づかされます。日々の生活の中で指導を続けていくことが必要です。なぜなら、日常生活の指導は、毎日反復して行い、その指導を通して望ましい生活習慣の形成を図っていくことが求められるからです。また、現実度が高く、指導の必然性が明確であるので、子どもたちに「ちゃんとやらないといけない」という動機付けがしやすいものであるといえます。
 日常生活の指導においては、保護者との連携が不可欠です。登下校については保護者似見ていただく必要が出てくるかもしれません。手洗いの指導が必要なら、ハンカチを持ってくるように用意をしてもらわなければなりません。食事指導では、学校で進めていることを家庭でもお願いすることがでてくるでしょう。家庭との連携なくして、日常生活の指導の効果をあげることはできません。
 日常生活の指導は、子どもたちが生きる社会と直結したものです。だからこそ指導の重要性はどれだけ言っても足りないと考えます。ある意味では教科指導以上に大切なことだと考えます。子どもたちが社会へ出ていくためには、日常生活の諸活動を自力で処理できることが必要です。そして、日常生活をより自立的・発展的に行うための生活意欲や生活態度を育てていくことも、社会で生きるためには不可欠な力です。子どもたちが社会へ出ても困らないようにするためにできることが、日々の学校生活の中にもたくさんあります。教師の適切な指導によって、子どもたちが自信をもって社会参画できるようにしていきましょう。              (参考:『日常生活の指導の手引き』文部省 平成6年)
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Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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