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【図工】どこまで手をかけるのか

 図工でどこまで手をかけるとよいのか、毎回、頭を悩ますところです。
 私は、子どもの実態やその作品の意味合いなどを加味して、さじ加減を変えています。
① 子どもの実態を見取る
 図工にかかわらずどの教科においても、「子どもの実態から始まる」という視点は大切にしたいです。
図工が好きか嫌いか。得意(と思っている)か苦手(と思っている)か。道具の使い方の慣れ具合(安全面も考慮して)。扱う題材との関わり。などなど、子どもと図工との関わりや今回の題材との親和性(楽しくやれそうか)などを総合的に判断していきます。
 また、どの段階で手をかけるとよいのかも必要になってきます。版画の場合、下絵は子どもに練習を数枚してから本番を描かせる。彫るところは個別指導。刷るところはみんなで取り組ませていくなど、作業過程で教師支援が必要なところ、自分でがんばらせたいところを考えていきます。また、材料が示されて、そこから「イメージを膨らませて自由につくっていいよ」というものもあります。そして、そのスタートのところに難しさを感じるお子さんもいます。その場合には、スタートのところを教師支援を入れて丁寧に進めます。まずは題材と仲良くなるところから始めます。自由に触らせ、遊びの感覚から「ふわふわ」「とんでいったぁ」などのつぶやきをひろっていきます。そして、そのつぶやきをヒントにして制作していくものを一緒に考えていきます。
 教師支援が必要なところを子どもたちに聞いてもいいでしょう。自己決定させる力をつけることができます。しかし、子どもの決定を過信しすぎて、上手くいかなくて自信を失うということがないようにしたいですね。「ここは任せたよ。がんばって」と言いながらもその子に気をかけておきましょう。
 もう一つ。途中で教師支援はありますが、最後のところは子どもの力で取り組ませたいです。感性の達成感を子どもに味わわせるのです。支援を引くことも大切な教師支援です。
② 制作のねらい
 「作品展があるから、これは全校児童が作るんだよ」とか「授業参観で展示できるといいね」という場合もあるでしょう。保護者や外部の人が見る作品にいて、「子どものそのままの姿を作品にも反映させればいいのではないか(子どもに任せて作らせればいい)」という考えもあるでしょう。一方、「多くの人が見るなら、多少、大人の手が入っても『すごい、がんばった』と、認められるものにしてあげたい」という気持ちもあるでしょう。今の私は、後者寄りです。作品展の場合は、子どもの実態からあまり離れすぎた作品になってはいけないと思いながら、どのレベルの完成度で折り合いをつけようが考えながら支援を入れます。保護者だけにみてもらうものでしたら、指導を入れたところを保護者に伝えることもします。「こうすると、描けましたよ」という話が参考になるようです。
③ 交流教室で展示するもの
 「交流教室でも掲示ができるといいなあと思っていますが」と、交流学級担任に言われることがあります。私は、これが一番どこまで支援をすればいいのか悩むところなのです。交流学級児童と支援学級児童との関係性や支援学級児童に対する理解度・共感度の高低によって支援の程度を変えていきます。また、高学年だと自尊心も働きます。あまり、見栄えが良くない絵や字のものを掲示させるわけにはいかないなあと何度か練習をさせてから本番を描かせることもあります。「うまい。がんばった」というよりも、交流学級児童との違和感がないようにというところに私の意識は、向かいます。このような時は、事前に制作したものを見せてもらって、なるべく自然な形の作品で掲示してもらえるようにします。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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