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こだわり、好きなものを授業の中に入れる

 授業を作るために私たちがはじめに行うことは、「子どもたちを見る」ことです。できるだけ子どもたちの素の姿を見るのです。それには、休み時間や給食の時間がよいでしょう。実際に子どもたちの輪の中に入ったり、遠くから様子を見たりしていきます。

 そこでとらえるべきことの一つとして「子どもたちの好きなもの・できること・こだわっているもの」を知ることです。
 子どもたちは健気ですので、教師が「今日はこれやるよ」といえば、授業に臨むことはできるでしょう。しかしながら、私はできるだけそれをしたくはないと考えているのです。
 子どもたちが「やってみたい」と思えるものから入っていけるといいなあと考えています。それには、教師が子どもたちの好きなものやこだわりを捉えていることが不可欠なのです。

 電車が好きな児童には、ローマ字の学習の際に、「電車の駅名をローマ字で書いてみよう」という授業をつくりました。提示する駅名は教師の方でレベル分けしながら進めました。駅名を暗記しているほどの児童でしたので、「次は何駅?」と意欲的に書き進めました。遊びの一環、将来に向けての勉強(電車の運転士になりたいという夢を持っている児童)として捉えていたのかもしれません。駅にはローマ字表記がされています。ローマ字で書く学習の次の段階として、パソコンでローマ字入力をして画像検索で駅の看板を表示させてみるという学習が考えられます。

 夏野菜を育てる際にも、子どもたちの「育てたい」「できたら食べてみたい」という思いから出発させていきたいです。「枝豆を作っておうちで食べたい」という強い思いをもって栽培を始めた児童がいます。観察も葉っぱの数や形の違い、茎の高さなど成長の様子を詳しく書くことができました。水やりも自分から進んで取り組み、責任感も育てることができました。枝豆が育つと「先生、いつ食べるの?持って帰っていい?」と言う日が続きました。夏休み前にみんなで食べました。その子の得意げな表情が印象的でした。

 ブロック遊びの興味をもち始めた小学1年生の児童には、算数の「かたちあそび」の学習の続きで、「ブロック合わせ」の活動を取り組ませました。見本と同じように、ブロックを組み立てるというものです。「次はこちらを作ってください」などと、現場で作業をする人のように接すると「はいっ、がんばります!」とその子もまんざらではない様子。完成させていったものは「全部合体させていいよ」と話すと、「やったー!」と言って、あとは自由にブロック遊びを楽しみました。この授業は、見本で組み立てたブロックの個数や写真の撮り方によって、空間認知の力を高めることができます。こちらのねらいはそこにあります。

 子どもたちの好きなことやこだわっていること、そこには関心・意欲・態度の高さがあります。それらを授業に取り入れていけば、子どもは意欲的に授業に向かうことができるのです。教師がやることは、その授業の中に、「どの学習技能を育てていくか。学習技能を育てるところはどの場面か。」「考える場面はどこか。自力解決を目指す発問はどんなものがよいか。」を入れることを考えるのです。これらがなければ、授業ではありません。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

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