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初任時代があったから…

私にとって初任校での経験が、現在の私にとって非常に大切なものであるということが、月日が経つごとにその思いは大きくなっています。

 初任時代。研修時に出すレポートや報告書を上の先生に見ていただくと、毎回言われたのが、「楠本くんの書いていることは分かりづらい」でした。堅苦しい言葉で上から目線で分かったような感じの文章だったのでしょう。けれども語いが少なく、稚拙な文章であったため、「分かりづらい」というご指導が続いたのでしょう。(今に至っても、この傾向はあまり変わっていません。書きものをする際には心していないと、今でもこのような文章になってしまいます)。

 何度も言われていると、さすがの私もそのことを放っておくことはできません。「どうしたらよいのか」と悩みました。添削された個所を読み返して、指摘された言い回しは使わないようにしようと努めました。文章術の類の本を何冊も読みました。
 そして、書く機会があればどんどん書くようにしました。初任の3月の1か月間は学級通信を出してみました。2年目からは学年通信を書くチャンスを与えていただきました。通知表の所見は、尊敬する先輩が書かれたものを盗み見して同じように書いたこともありました。3年目・4年目となると職員会議で提案文書を出すことも増え、分かりやすさ・伝わりやすさを意識しながら文章修業を続けました。

 すると、いつの日からか、「楠本くんの書いたものは分かりやすい」という言葉をいただくことが増えてきました。書くことが分かりやすくなると、話すことも同様に変化が出てきました。無駄な言葉をそぎ落とし、大切な言葉を強調させて分かりやすく伝えられるようになってきました。
 その後は、日刊の学級通信・部活動通信・職員室通信を発行したり、大学のゼミにお邪魔する時やサークルに参加する際には、レポートを作成したりしました。そこでの学びをまとめることもしました。ブログやML、今はFacebookで発信をしていきました。そこでのつながりがきっかけとなり、教育雑誌等へ原稿を執筆する機会も与えていただきました。全てが、私にとって大切な文章修業の機会となって今に至っています。

 今でも文章修業は続いています。いろいろな人の文章を読めば読むほど「自分はまだまだだなあ」と反省の日々です。どうしたら、もっと分かりやすく書けるのか。的確に伝えることができるのか。語彙を増やして美しい文章が作れるのか、と悪戦苦闘しています。それもこれも、初任時代に「分かりづらい」と指摘していただいたからです。これがなければ、自分の書いたものを顧みることなく、分かりづらい文章を垂れ流していたことでしょう。また、今のように文章を自分から意図的に書くということもおそらくしていないでしょう。初任校でどんな人に会い、何を言ってもらえたかということが、その後の教師としての歩みに大きな影響を与えると私は実体験をもってそう考えています。だからこそ、今、初任校で勤務している若手教師には、今の生活を大切にしてもらいたいし、今の出合いやあなたに投げかけられた先輩からの一言が、あなたを飛躍させる大きなきっかけになるかもしれないということは知っておいてほしいと思います。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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