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みんな、いろいろなものを抱えながら、教師やってる

10年以上、この仕事をしていると、いろいろなことを考えるようになりました。
 20代では、わき目も振らず、自分のやりたいことを邁進していました。子どもたちに最善のことをやっているという自信をもって進んでいました。
 子どものために最善のこととは、どのようなことでしょうか。教師がしっかりと学び、さまざまなネタで意欲を促して、深く考えさせていく授業なのでしょうか。
 私は、4年目・5年目と小学5・6年の担任をしました。2クラスの主任を務めさせていただきました。相方は私の1つ年上の女性先生。私のように教育書やサークルなどから学ぶ教師ではありません。しかし、子どもに正対し、じっくりと実践を積み重ねていく教師でした。その2年間を通して学んだことは「私の教室だけがよくてはいけないんだ。私が自分の教室で楽しい授業をしていると、相方のクラスは相対的につまならいクラスとなってしまうのだ」ということです。子どもに良かれと思って取り組んだことが、逆に子どもたちを苦しめることになっていたのです。
 また、20代ではお母さん先生と学年を組むことも多かったです。家庭のことがあって、早退をしたり早めに帰宅したりして、仕事が遅くなっている状況を見て、「それでいいのか」と憤慨していました。「自分はこうはならないぞ」とまで思っていました。

 さて、今の私ははっきりと言えます。上記の考えは間違えであったと。
 「みんな、いろいろなものを抱えながら、教師をやっているんだよ。」この考えに至ったのは、私の環境が変わったからです。
 まずは、療休をとったこと。心の病です。10月から12月までを休みました。その間、本当に多くの先生に迷惑をかけました。復帰してからも、こいつはどうなるのかと心配をかけながらの日々であったことでしょう。自分の身体と上手に付き合っていくことが必要になりました。今まで通り、何も考えずに進めていくということが難しくなったのです。
 もう一つは、結婚をして家庭をもったということです。自分だけの時間ではなくなったのです。家庭があっての仕事です。家庭があっての学びの時間です。優先順位ががらりと変わったのです。
妹も同じ時期に結婚しました。それに伴い、母が一人で暮らすことになりました。そうすると、母が体力的にも気持ち的にも弱くなってしまうということが起きました。家族を支える必要がこれまで以上に増えたのです。

 家族がいる。子どもがいる。親の介護がある。家族で問題がある。自分自身の体調のこと。彼女とのつき合い方。婚活。妊活。お金の問題…教師一人一人いろいろなものを抱えているのです。何も心配事や悩みのない教師などいないでしょう。このようなものを抱えながらも、子どもの前にたてば笑顔で教師をやっているのです。このこと一つとっても、その教師はプロであるといえるでしょう。そのような教師に対して、否定的なことを言うことなどできないはずです。【みんな、いろいろなものを抱えながら、必死で教師やっているんだよ】…自分がそうでなくても、周りの教師はそうなんだとイメージをもつことはできるはずです。そして、自分が今はそのような境遇にいないとしても、いずれ必ず訪れるものなのです。それでも教師としてやっていけるかは先輩の取り組みをよく見たり手伝ったり、その教師の抱えているものに思いを馳せてみることが大切なのです。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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