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全員にえこひいき。その子と教師だけのつながりを何かひとつもつ。そして、それを全員にする。

 教師もしてはいけないと認識していて、子どももいやだなあと思うもの。それが
えこひいきをする
 えこひいきとはどういうものでしょうか。辞書によると
特定の人をとくに好意を寄せて後援する
とあります。「好意を寄せて、後援する」ということは全否定されるものではないのではな
いかと考えます。「特定の人」というところが教師も子どももひっかかるのです。
 では、次のように考えてみてはどうでしょう。
クラスの子全員にえこひいき
クラスの子、一人一人に対して「えこひいき」即ち「好意を寄せて、後援する」のです。
 これは、「一人一人としっかりとしたパイプをつくる」と言えば、分かっていただける方
も増えると思います。
 「クラスの子全員にえこひいき」をするためには、教師が多くのチャンネルをもってい
ることが求められます。そして、子どもたちとつながるチャンネルは無数にあります。ス
ポーツのこと、本のこと、習い事のこと、アイドルのこと、キャラクターのこと。数多く
のチャンネルを教師がもっていれば、子どもたちの会話を理解でき、その中に入っていく
ことができるでしょう。しかし、それは容易にできる教師と難しい人がいます。
 では、どうしたらよいのでしょうか。それは【子どもたちの話を『きく』こと】です。
3つの「きく」をしていくのです。
 ・聞く…子どもたちの話をそのまま聞く。どのような話題が出ているかをキャッチする
 ・訊く…話の中から気になったことを尋ねる。どんな話なのかを理解することよりも、子どもたちに話をさせるつもりで質問をしていく。
 ・聴く…子どもたちがどれくらい好きなのか。対象についてどのように思っているか二思いを馳せる。
 「きく」ことで、その子の好きなものごとを知ることができます。知ることができれば、
えこひいきのチャンスです。子どもたちの好きな世界に飛び込んで、いろいろ知ってみま
しょう。
 知ることができれば、話に参加することができます。その際にも、子どもたちから教え
てもらうスタンスで進めた方がよいでしょう。教師が知りすぎて、子どもが引いてしまわ
ないように注意したいですね。
最後になぜ私は「えこひいき」という言葉を使ったか。それは一人一人のパイプをそれ
だけ強く個性的なものにしていく必要があると考えるからです。それくらいのパイプづくりをしていけば、個々の成長にもつなげることができます。個が育てば集団が伸び、そのことがさらに個の成長につながっていくのです。

一人ひとりが「自分は担任の先生に愛されているんだ」「ひいきされているんだ」と思わせることができるかどうかが、学級経営の究極の目標なのではないかと思うのです。それは、他者と比べるのではなく、三〇人いたら三〇通りの愛し方をするということです。ある意味、それは「クラスの子どもが好き」という漠然とした感情に比べると、もっと難しいことなのではないかと思うのです。しかし、そのことを大切に考えていくことが、個人を大切にすることなのではないでしょうか。
(増田修治『ホンネが響き合う教室』2013、ミネルヴァ書房)
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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