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学校全体の子どもたちの様子を把握できているのは、校長以上に、養護教諭や用務員さん。そして特別支援学級担任である。

 学級担任は、クラスの子どもたちのことを中心に見ていきます。
 そして学年主任が、学年全体を見ていくことで、学年の子どもの把握ができます。
 では、学校全体の子どもたちの様子を把握できているのは誰でしょうか。
 校長先生がその立場でしょう。こう考えるのは、ごもっともな意見です。
 しかしながら、現場感覚では、それはないかなぁと思います。
 だとしたら、学校全体の子どもたちを常に見ている人はいないのでしょうか。
 います。   それは、養護教諭や用務員さんであると私はとらえています。
 養護教諭は、実によく子どもたちを見ています。子どもたちの名前をよく知っているというだけでも驚きです。その上、「この子は先週、保健室に来た。その時の様子は~。」「連続で登校できていませんが、どんな様子ですか?」などという話が飛び交います。
 また、用務員さんは、仕事を進めながらも、子どもたちの様子を見てくださっています。給食の配膳業務をされている方からは、給食後に返ってくる食缶や食器の様子から、学級の様子が見える、ということを教えていただいたことがあります。
 そして、もう一人忘れてほしくないのが、特別支援学級担任です。
 支援学級担任は当然、自身の教室の子どもたちの様子を見ています。しかし、支援学級の児童が、授業や給食の時間などに交流学級へ出かけるということもあります。そうなると、交流学級の様子、その学年の様子にも、支援学級担任は気を配っているのです。5学年も在籍児童がいれば、ほぼ全ての学年の様子がつかめていなければ、支援学級在籍児童が、交流授業の参加が難しいという状況が生まれてしまいます。
 特別支援学級の担任は、学級の子どもたちだけでなく、その子たちに関わる子どもたちも見ています。縦でも横でもなく斜めの視線で学校全体を見ているといっても過言ではありません。
 学級・学年のことを見るというのは当然、学級担任としては必要なことです。しかし、ある程度経験を積んできた教師は、さらに学校全体にも気を配って見ていく視座がほしいです。学校全体の動きを見ていく中で、相対的に自身の学級・学年の様子が見えてくるということもあります。そして、学校の特色や課題も浮き彫りになってくるでしょう。中堅がメスを入れるべき仕事はそこにあるのかもしれません。
 だからといって、特別支援学級担任のようにいろいろな教室に行ける時間など通常学級担任にはなかなかありません。では、どうしたらよいでしょうか。2つ挙げます。
 まずは、養護教諭や用務員さん、特別支援学級担任とこれまで以上にコンタクトをとるのです。そして、できれば自身のクラスのことから他学年の様子を聴けるとよいです。この方たちは、多くの情報をもっています。そして自身のクラスについて話される時も、それは学校全体から見て相対化されたあなたの教室についての話だと受け止めるとよいでしょう。
 もう一つは、自分自身も学校全体を見るということです。そこで使えるのが、校務分掌です。生徒指導・登下校指導・児童会活動など、校務分掌は学校全体を見たり動かしたりする必要のあるものです。ぜひ、自身の分掌の取り組みをふり返ってみましょう。そして、分掌から見た本校の特色・課題を洗い出せるとよいです。その過程において、学校全体を見る視点が身につくでしょう。そして、そこから見えてきたものは自分だけのものにはせず、職員室で話題にして、職員全体で共有することに努めたいです。それが「チーム学校」づくりの基盤となるのです。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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