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【追究の有田本】No.53 「はてな」で育つ子どもたち

【追究の有田本】No.53をお届けします。
今回は、
『「はてな」で育つ子どもたち』1989年、図書文化
http://www.amazon.co.jp/dp/4810091694/

有田実践を語る上で外せないもの、それが「はてな?」である。本書では、入学式翌日から3年生までの「はてな?」帳実践が記されている。また、前半には、有田先生が「はてな?」帳に行きつくまでの道のりが書かれている。「はてな?」帳の誕生までに長い過程があることを初めて知った。ここでは「はてな?」の書かせ方について、ポイントとなる考え方をまとめていく。

①「はてな?」が、文字を引き出す
 「はてな?帳」が先にあるのではない。子どもたちの「はてな?」があってこそのものなのである。一年生から始めるということは、「はてな?」を見つける第一歩のところから始めていく。そして、まずは、言わせるのである。子どもたちが「書いてきてよいか」と出てくるのを教師は仕掛け、待つのである。そして、一行から書いてきた一人・二人を突破口にしていくのである。あせらずしかも根気比べで、全員に書く力をつけることをめざすのだ。有田先生は言う「わたしが真にねらっているのは、文そのものではなく『見る目』を豊かにすることなのです。」この視点で指導をしていくことで、「はてな?帳」実践が実を結んでくのだろう。

②「はてな?」の書かせ方
・予想を入れる…「こう思っていたら、実際はこうだった」というものを文に入れるようにしよう
・はてな?に対する予想や答えを書かせる
・「どこがすばらしいか」をさがさせる
・ユーモアのセンスをみがく…みんなが「おもしろい」というような「はてな?」を見つけなさい
・保護者に理解してもらう…保護者会のたびごとに、おもしろい「はてな?」を準備しておいて話す
・調べたり、たずねたり、見学したりして「はてな?」を見つけて書きなさい
・実際にあったことを見て「はてな?」と思ったことを書きなさい
 →「見たことを書く」ということを大切にしないと、「はてな?」が行きづまってしまう。

③「はてな?」誕生
◎書きたくなるような内容をもてば、子どもは必ず書くものだ
→お話しの文→わたしの研究→見たこと→はてな?

【応答的環境】
 本書で何度も出てくる言葉である。応答的環境というのは「親や教師が子どものはたらきかけに対して、応答的に応えてやる」ことである。働きかければ応えてくれるという応答的環境が、子どものいろいろな能力ややる気・意欲・自主性といったものをつくり上げていくのを極めて大切なはたらきをしている。そのためには、子どもたちがはたらきかけずにおれなくなるモノを準備して、さりげなく与えることであり、それが「はてな?」の発見をうながし、深化させることになるのだ。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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