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【追究の有田本】No.47 有田式総合的学習のネタQAヒント集

【追究の有田本】No.47をお届けします。
今回は、
『有田式総合的学習のネタQAヒント集』1999年、明治図書
http://www.amazon.co.jp/dp/4180305119/

総合的学習実施が決まり、移行期での発刊である。多くの先生方が総合の授業づくりに対して試行錯誤・悪戦苦闘されている中、長年
筑波附属小での「総合活動」における多くの指導経験をお持ちの有田先生が、私たちからの質問に答える形で論を展開されている。移行期における課題も有田先生は本書に鮮明に書かれており、今読んでみると、その後の総合的学習のあり方を暗示するかのようにも読みとれる。

①総合的学習のネタをつかむ
 指導要領には、国際理解や情報・福祉などの内容が明記されているが、これらを一つひとつやっているのは、もったいないと有田先生は言う。有田先生は「地域の特色・問題」を扱うとよいと強く主張されている。即ち「地域の特色を【見つめる⇒学ぶ⇒かえす】」という流れの授業を提案されている。そして、地域の特色や問題から、現代社会の課題へと迫っていく。その中で、国際理解や福祉などを追究の対象としていくことがよいとしている。地域の特色=学校の特色であり、その学校でしかできない総合的な学習に時間となる。これこそが本来、総合が目指してきた姿である。

②総合的学習のネタづくり
 「地域の特色」をネタとして扱っていくためには、教師は「地域の達人」になることである。そのためには、【自分の足でかせぐ】教師であることだ。教材開発のセンスを磨くために、次のように言う。
1.常に「何かおもしろものはないか」と意欲をもって、ものを見る
2.常識を疑ってみて「はてな?」を発見できるようにする     
←知識をもって見る
3.何でも面白く見る。興味関心をもって見る

③総合的学習で見につく学力
❶問題発見能力   
❷調べることの面白さ   
❸表現意欲の高まり  
❹深化発展させる能力

④総合的学習で育つ「学習技能」
 ❶自ら対象にはたらきかける技能…「はてな?」「予想」「めあて・見通し」をもつ
 ❷生きた対象から直接に学びとる技能
 ❸学びとったことをもとに考えを巡らし、自らの力で具体的に判断をし、結論を出す技能
 ❹地域に学んだことをもとにして考え、判断したことを「地域にかえす」技能

 本書には地域の特色の教材化として、愛知県安城市・碧南市の「いちじく」、同県蒲郡市の「ハウスみかん」、三重県伊勢市の「赤福」、沖縄県粟国村の「塩づくり」が挙げられている。有田先生が素材に強い魅力を感じ、飽くなきまでの追究をされている様子が詳細に書かれている。総合的学習におけるネタづくりの最高峰がこれであるといっても過言ではないだろう。教師がここまで追究していたら、子どもがどんなところに興味を抱いても、教師はそれに寄り添って指導を進めることができるだろう。子どもが主体的に動けるようにするための、教師の念入りな準備・教材研究はいつの時代も欠かすことのできない「教育の不易」である。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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