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【追究の有田本】No.43 「はてな?」で追究力を育てる

【追究の有田本】No.43をお届けします。
今回は、
『はてな?」で追究力を育てる』1990年、明治図書
http://www.amazon.co.jp/dp/4189195081/

「はてな?」……追究のエネルギー源であり、有田実践の根幹となっているものである。「はてな?」について、これまでとは異なった角度から書かれているのが本書である。子どもたち一人ひとりが「はてな?」をもち、ねばり強く追究していくための指導のあり方について、本書から考えていくことができる。

①「はてな?」が追究の原動力
「はてな?」とは、次のようなものであると有田先生は言う。
「はてな?」は、
 ・「見る」契機をつくる   
 ・見ることを深め、広める  
 ・調べる契機をつくる

 また、「はてな?」発見技能を伸ばす方法として、
1.「はてな?」を発見しやすい「ネタ」を提示する方法
2.あらゆる場を利用して、「はてな?」を発見させる方法
※ネタは、あくまで「手段」であって目的ではない

②調べ方を鍛えるネタの条件
1.面白くて、思わず調べたくなるようなネタ…調べるというより、楽しい
2.調べやすいネタ…すぐ調べられる。くり返し調べられる。
3.奥行きが深いネタ…調べていくうちに新しい問題がみつかる
4.教師が「このネタで調べ方を鍛える」という明確な目的をもって授業に臨む
 一度に身につけさせようとせず、「毎日、一個でよいから見つけてきなさい」と言ったほうがよい。これを一定期間続けるのである。これが「追究の鬼」を育てるコツ。見ているうちに、分からないところをたずねるようになる。

③有田先生の哲学
 ・子どもに楽をさせては技能は伸びない
 ・わたしは、子どもに育てられているといつも思っている。子どもが動き、育ってこなければ、自分の指導はダメなのだから――といつも子どもを見ながら指導にあたっている。
 ・機会あるごとに「『はてな?』を先生が書かせる意味」を考えさせ、再認識させていく。そうしないと、すぐ意識から薄れる。まさに、子どもとの根気比べである。
 ・つまりその時々に「一番良い」と思った方法をとってきて、ようやく「はてな?」にたどりついたのである。しかし、一番いいかどうか分からない。もっと良いものが見つかるように努力を続けるつもりでいる。
 →「はてな?」ですらも、この時点では有田先生にとって通過点の可能性があると言っている。教育にゴールはないのであり、教師は変わり続ける、成長し続ける存在でなければいけない。それを体現している言葉である。

本書には、5年社会科のネタ(農業・食料生産・水産業・日本鋼管)を使った授業について詳しく書かれている。授業づくりをていねいに学ぶことができる。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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