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教師修業としての「読むこと」一考

 読む修業は、知的生産を営む者にとっては必須です。さまざまな情報収集媒体が発展してきましたが、現状でも読書から得られるものの価値は大きいです。
 読むことに嫌悪感をもっていないのなら、ぜひ修業の一つに入れることをお薦めします。私は読書が趣味化していたことが幸いしています。ここで、私の読書術10か条を掲げます。

① 本を読むから、時間が生まれる
 本を読まない人がよくいう言葉「本を読む時間がない」…私はこれは間違いだと考えます。
 本を読めば時間ができるのです。時間の生み出し方を私は、時間術に関する本を読むことで少しずつ身につけてきました。そのようなノウハウが詰まっているのが本なのです。
 本を読むことによって、いろいろなことができるようになります。「○○術」というノウハウ本が、ビジネス書を中心に多く出版されています。このようなものを活用しない手はないのです。

② 一人の著者を追いかける
 多読・精読・雑読など、読書についてさまざまな方法があります。私も、どれもやっていることです。これ以外にやっていることとして「一人の著者を追いかける」というものがあります。私が本年度、追いかけているのは有田和正先生です。有田先生の著書を徹底的にすべて読んでやろうと取り組んでいます。読んだものは【追究の有田本】としてまとめを作成してメーリングリストやFacebookに発信しています。「一人を追いかける」ことで「筆者の思考を拝借する」ことが少しずつできてきます。それが読み手にとっては柱になっていきます。柱ができると、それを基準として幅を広げることができます。ただの多読で幅が広いものよりは、太い幹をもって枝葉を広げた方がよいのです。

③ 「読書術」の本から学ぶ
 読書術に関する本も多く出ています。「本を読むための本」…これを私は大切にしています。自分の読書について、客観的に診断し、読書術の本を読むことで得たノウハウをもとに、ブラッシュアップし続けることが必要です。「こういう読み方があるのか」と毎回、気づきを得ます。本田直之さんや清水克衛さんが出している読書術の本から多くを学び、今の私の読書術ができています。

④ 教育書こそ、不易なものだ
 「教師は本を読まない」と言われ続けていますが、教育書は出版され続けています。今の本にも有益なものはたくさんあります。しかし、教育書の歴史をさかのぼって読んでみることで得るものはとても大きいです。例えば、法則化時代の本からはノウハウだけでなく、教育運動に対する熱を感じることができます。向山洋一・有田和正・野口芳宏先生、そして法則化以前の本…斎藤喜博、東井義雄、大村はま先生の本など、私たち特に若手は過去の教育書からも多くのことを学び、実践につなげることで教師力が磨かれると考えます。

⑤ アウトプットの機会をもつ
 MLやFacebook、サークルなど、さまざまな場を活用して、読んだ本についてアウトプットすることが必要です。インプットだけでは読書による学びは不十分と言えます。私は「通信形式にまとめる」ことを心がけています。それ以前は、気になった言葉をパソコンに入力したまとめを何度も読み返して自分のものにするよう努めていました。これらの言葉を学級通信に載せていたこともありました。アウトプットありきの読書をすることで目的意識をもつことができます。

⑥ 経営者の書いた本、スポーツ指導者の本から学ぶ
 「学級経営」という言葉、上手いなぁと思います。「経営」とつけられているからです。
 学校現場以外で「経営」をしている人といえば真っ先に出てくるのが「会社経営者」だと思います。
松下幸之助や井深大、本田宗一郎などの経営者の生きざまや言葉に勇気づけられたり、学級経営の考え方におけるヒントを得られたりしています。特に、「目標と目的の違い」については、経営者から学ぶところが大きかったです。また人材を育てていく立場として「スポーツの指導者」の書いたものも参考になります。共通しているのは「結果を大切にしつつも、技術だけでなく心の成長も重んじる」ところです。これは子どもたちを育てることにもつながります。

⑦ 常に読みたい本のストックを
 さまざまな本を読んできたつもりですが、まだまだ読みたい本が出てきます。気に入った本の注釈や参考文献として挙げられているものも手に入れるように努めています。今はネットやブックオフなど手軽に本を手に入れられる機会に恵まれています。常にアンテナを高くしておく必要があります。
 私はスマホにAmazonのアプリを入れています。そこにある「お気に入りリスト」が、私の読みたい本リストとなっています。

⑧ 本の買い方(書店の使い方)
 書店についてはいろいろ歩いています。①帰りに立ち寄れる本屋、②教育書のある大型書店、③絵本の専門店、④ブックオフ、⑤Amazonや「日本の古本屋」などのサイト、⑥学校に出入りの本屋さん…これらを使い分けています。用途によって使い分けています(といっても厳密ではありませんが)。本屋を訪れると、思わぬ発見があります。それが楽しくてやめられません。特に教育書は昔のものも手に入れるようにしているので、ネットは有効に活用しています。

⑨ 本とのご縁を大切にしている
 私が手に入れている本の9割近くは、何かのつながり、誰かとのご縁によって手に入れることができています。尊敬している先輩先生や前述の参考文献など、一冊一冊に「人」があります。自分一人で本を選ぶ以上に得るものが大きいです。また、読んだ後にもその人と本についてつながりを深めることができます。これも楽しみのひとつです。

⑩ 本(教育書)は役に立つようで、役に立たない
 本はどんなときでも救いになる…とは、私は思っていません。本が読めないほどの状態では、本は全く役に立ちません。本を読めるということは、気持ちに余裕がある・健康な証拠なのです。苦しいときに助けてくれる本、というものがあるといいのですが、私にはまだ見つかっていません。そのゆとりを大切にすることが、本を読んで得るための構えになっています。

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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

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