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【追究の有田本】No.40 学年別板書事例とノート指導 有田和正著作集13

【追究の有田本】No.40をお届けします。今回は、
『学年別板書事例とノート指導 有田和正著作集13』1989年、明治図書
400ページを超える大作である。本書は、これまでの有田本よりも一段と具体的である。板書例や実際の板書の様子、そして後半3分の1は、有田学級の子どもたちのノート実物6カ年分が載っている。有田実践の行間、イメージしにくいところを鮮明にしてくれている一冊であると言えよう。教師が「どんなノート・板書がよいのか」という具体的イメージをもたなければ、授業技術を磨くことも難しいだろうし、子どもに適切に指導することもできない。その意味で、非常に多くのことを学ぶことができる。
①ノートは教育観のあらわれ
【教師の教育観、ノート観が、子どものノートにいやが上にもあらわれてくる】…有田先生が本書で何度も述べている言葉である。「つまり、ノートを変えようと思えば、授業のあり方を変えねばならない、ということである。教師の教育観や指導観の変革があってはじめて子どものノート観が変わり、ノートも変わっていくのである。」子どもたちのノートを変えるのではなく、「ノート観」を変えること。そのためには小手先の技術だけで見栄えの良いノートになったということでは、とてもとても不十分なのである。「大人になってもつながる学習技能の習得としてのノート指導」という視点で考えると、授業そのものから変える必要性に迫られる。そこで、教師が自身の「観」を変容させることができるか…
これに全てがかかっている。このことは「ノート点検」においても同様。「子どもたちが書く意欲を高め、喜びをもって書くようになるかどうかは、教師のノートの点検の仕方にかかっている。つまり、教師の教育観にかかっている。」盲目的にやっていなかっただろうか、自戒したい。
【子ども一人ひとりの考えを大事にして、それを授業のなかで生かし育てていこうとする教師の姿勢を確立すること】…「まず、子どもが思ったまま、感じたままをノートに書くことから始めるべき。本音を書かせることである。それは、子どもに自分の力で考え、自分の足で立つことを求めるもので、子どもをして主体化せずにはおかないのである。」
②ノートの活用の仕方
❶思考の足跡が見える
❷指導のあり方の反省資料
❸つまずきの発見
❹心の交流の場
❺思考の作戦基地
③ノートは「生活のカンヅメ」だ
「授業は子どもに新しい問題を発見させる時間である」という考えで指導をする→授業と授業の間が生きてくる。「授業と授業の間」に、子どもが何をしているか、何を考え、何を追究しているのかが一目で分かるノート=ノートを「生活のカンヅメ」にする指導→「はてな?」帳
後半3分の1は、1年生4月のサイン帳から始まる有田学級の子どもたちのノート実物である。学習を楽しんでいる様子がノートから伝わってくる。きっちり文字で埋めたり、矢印や表を使ったり、イラストが出てきたり…同じ授業でもノートの記述が子どもによって違っていたり、月日が経つにつれて、ノートが変わっていく様子をたどったりすることができる。この段階でこのような内容のものをこれぐらいの量をかけると次にはこうなっていくのだなと、成長イメージを教師が鮮明にもつことができる。
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Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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