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【追究の有田本】No.34 1年生に育てたい学習技能

【追究の有田本】No.34をお届けします。今回は、
『1年生に育てたい学習技能』1993年、明治図書
http://www.amazon.co.jp/dp/4186826021/
『○年生に育てたい学習技能』シリーズの一冊。本書では導入期の小学1年生に対する指導のあり方が書かれている。2年生以降は前学年での指導の布石が生きるということがあるが、1年生にはそれがない。一から指導を進めなければならない。その分、有田先生の指導のポイントが明確になっている。「追究の鬼」を育てるための全ての素地がこの1年生での指導につまっている。
①「楽しんでいる」という雰囲気の中で、技能を身につけさせるようにする
これは小学校段階ではどの学年にもあてはまると考えられる。しかし、このことを最も大切にすべき学年は1年生である。低学年の学習は「遊びを通して」おこなうようになっている。「遊び」から子どもたちが学べるものは実に多い。「遊び」の教育的効果を意図的・計画的に仕組んでいくことが教師の仕事である。低学年にとって「生活=遊び=学習」であるといえる。
②輝きを引き出す指導
1.一人ひとりの子どもが、その子の能力を発揮できる場を準備する
2.子どもたちに、全力を出させるようにすること
3.子どもが輝いた瞬間をきっちりとらえて、ほめること
③授業を支える4つの柱……授業の日常性を探る
1.子どもにどのようにして学習技能をつけているか
2.明るくて追究的な雰囲気づくりをしているか
3.子どもに学びながら指導技術を磨いているか
4.常に教材研究や教材解釈を深めようとしているか⇒氷山の一角で子どもと勝負しているかどうか。
⇒一斗の米を一粒ずつ数えるように、積み重ねる。本当に「むなしい」と思うくらいに、崩れるのは速い
④本物が見えるようにするには、本物を見ていないことに気づかせること
「既知の世界では『問い』は発見できない」とも有田先生は言う。発問によって「それ、知ってる」をゆさぶる。そして「既知」だと思っていたことは「未知」であることに気づかせていくのだ。それによって「問い(おたずね)」が生まれ授業が一歩、深みに入っていく。有田先生は「『おたずねをする』ということは、話を聞いたことへの『お礼』なんだ」と話し、子どもたちの心にも働きかけている。
⑤一人ひとりの個性をとらえる努力
・子どもを必死で見てみる…いかに子どもの個性がとらえにくいものであるかがわかる
・常に進行形…「とらえた」と思ったときは、その情報は死んでいる
・常に「子どもをとらえ直そう」
・学校での生活と休み中の生活ぶりを比べてみる…ハガキの活用
⑥公教育の使命
すべてを忘れたときに残るもの=学習技能。「学習技能」を身につけることこそ、公教育の価値ある使命である。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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