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【追究の有田本】No.30 学級づくりと教師のパフォーマンス術

【追究の有田本】No.30をお届けします。
今回は、
『学級づくりと教師のパフォーマンス術』2004年、明治図書http://www.amazon.co.jp/dp/4185100124/
「教師のパフォーマンス」という観点から、教師力アップについて書かれている。多くのことを学んで知識として入れたとしても、子どもたちの前で教室で何ができるかが大切なのである。現場で何ができるか、その瞬間に子どもたちへどのような対応をとれるか……実践者にとっては、この力こそ求められるものであり、ここで悩んだり失敗したりする。明日からの実践や子どもたちへのかかわり方について、ヒントを得られる一冊である。
①パフォーマンス・トレーニング
「パフォーマンスは相手への思いやり」「暗示をかける」「君たちを信用しているからね!」「ことば遣いを変えよう」「短く、切って話す・書く」「『もの』を使って話す」「絶妙の間」「大事なことは『小さな声で』」「数字を入れて話す」「板書パフォーマンス」「パフォーマンスの根源はユーモアだ」「驚くこと」「パフォーマンスの原点はやはり『自分を笑いのネタにすること』」「具体的な目あてをもつこと」「相手の反応を見て、すばやく反応する」「相手の聞きたがっていることを話す」「人のふり見てわがふり直せ」「パフォーマンスの根源には、教師の『教養・人間性』といったものがなくてはならない」「人間性を磨く」
②「驚き」をもって子どもを見る
何よりも「子ども」が第一なのである。そして私たちがやることの第一は「子どもを見る」ことである。有田先生は「常に、子どもの『今』を見て、そこに『新しさ』を発見して驚くことのできる心の状態をもつ」「子どもは常に変化し、『とらえた』と思ったときにはもう次へ変化している」と書いている。子どもたちに対してどのような姿勢で私たちが正対するかが問われているのだ。「完全にとらえた」なんてことはあり得ない。子どもに対して私たちは謙虚であり続けるべきである。「一人ひとりの子どもを見ること・とらえることから教育が始まる」という言葉を再認識することである。
③教師の在り方
・学ぶことに対して「飢え」が要求される……子どもたちに、「学ぶ」ことのすばらしさや必要性を伝え、行動させていくのが教師である。その教師自身が学びをしていないということではいけない。教師こそ先陣を切って学び続けるべきである。その姿勢に子どもたちは感化され、動くのである。
・授業というのは、その人の実力ほどにしかみえない……日々の授業を意識して取り組んでいるかが、授業を見る目を鍛えることにつながる。意図的な経験が必要なのである。授業が見えるようになると、他の教師の授業から発見・学びを加速度的に吸収できるようになる。これらは、目の前の子どもたちを育てることに、確実につながっていく。
当然のことであるが、有田学級は一朝一夕でできるものではないし、常に進化・深化している。そこには有田先生の毎日のトレーニング(修業)がある。有田学級の誰よりも、有田先生こそが学びに貪欲、「追究の鬼」なのである。とにかく、教師が力を高めることが何よりも大切である。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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