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【追究の有田本】No.28 「学び」を鍛える指導法

【追究の有田本】No.28をお届けします。
今回は、
『「学び」を鍛える指導法』2007年、明治図書
http://amazon.co.jp/dp/4182403223
さまざまな雑誌に書かれたものや講演の内容を起こされたものがまとめられている。いつもの有田節のところもありつつ、相手から(おそらく)テーマを与えられ、それに応じた形のものだろうというところもあり、これまでなかった視点の話も多く載っている。当時の教育界の動きや、文科省の動向に対しての発言もある。有田先生は常に現状を見て、大切なことを説かれている。
①いい教材の条件
1.身近なことから、広い世界が自然に見えるもの
2.能力に応じて、どこまでも追究できるもの
3.多様な調べ方と工夫ができるもの
自分で教材開発をする歳や、他の授業での教材を見る際にも、この3点をあてはめて考えることができる。実際、有田学級の「追究の鬼」たちは、上記の条件を満たした教材から誕生した猛者たちである。
②意欲のない子、やる気のない子がいるから面白い
子どもの学習意欲を引き出すために努力されてきた有田先生の「子ども観」の一つであろう。この立ち位置から始めることが大切なのだと強く感じた。有田先生は続いて「意欲のない子がいるからこそ、何とかしようとして、腕が上がる」「意欲のない子の様子をよく観察すると、意欲を出すものがあることが分かる」「教師の都合で。意欲があるとかないとか考えていないだろうか」「『この子』に合わせて考えなくては、意欲を引き出すことができないことを知るべき」
③生活習慣・学習習慣をつけることは、楽しみながら持続すること
習慣をつけさせるには継続しかない。そのためには「楽しさ」が必要である。子どもたちは「楽しい」と感じたことは、すすんで取り組むことができる。本当に力のある教師は、子どもたちに一つでも多くの良い習慣をつけられる者であると考える。それには日々の授業や学級づくりの中でしか育てられない。
④「考えさせる」には「考えざるを得ない問い」を出せばよいのである
子どもたちは健気である。大好きな先生から質問されれば、一生懸命に考える。しかし私たち教師はそれに甘えていないだろうかと日々、自己点検しておく必要がある。ただの問いではない「考えざるを得ない問い」こそが、本当に子どもたちに力をつけさせるのである。子どもたちを育てる教師として「発問」は常に磨き続けなければならない。
⑤教師の「人間性」が表情や目線になって表れている
「目は口ほどにものを言う」このことは子どもだけでなく教師にも当てはまる。有田先生は、力量をつけるためには「目的意識をもって(子どもを)見る」ことを書いている。そして「鋭く、あたたかい目線なくして、いい授業はできないし、子どもの把握もできない」と述べられている。
6年生の最後の授業「人生の持ち時間」。改めてこの本を読み返して、このページは考えさせられるところがとても大きかった。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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