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【追究の有田本】No.27 子どもを伸ばす教師の知恵QAヒント集

【追究の有田本】No.27をお届けします。
今回は、
『子どもを伸ばす教師の知恵QAヒント集』1995年、明治図書
http://www.amazon.co.jp/dp/4186932166/
現場の教師たちの悩みを、有田流に導いてくださるヒントのある一冊である。これらの悩みから、有田先生が著書などではこれまで見せてこなかった引き出しが開かれたなぁと感じるところも数多くある。質問が多岐に渡っており、読みごたえのある本書となっている。
①子どものとらえ直し
「有田先生が毎朝必ず、子どもたちに対してしていることは?」というものへの答えである。「『はてな?帳』を読んで、子どもの問題をつかみ、子どものとらえ直しをします。子どもを日々、新たな気持ちでみなおすわけです」……ここに有田先生の子ども研究の根幹があると思う。日々、「子どものとらえ直し」をしているからこそ、驚きや感動をもって子どもを見ることができるし、ほめることを中心とした指導ができるのである。常に「今の子ども」を見つづけるのである。
②「はてな?帳」のもたせ方
❶新鮮な出会いにより「驚き」を引きおこす ❷固定観念をひっくり返し「困惑」を引きおこず。
❸教師や他の子どもの考えによるゆさぶりにより「葛藤」を引き起こす 
❹活動・体験によるズレの発見から「あれっ!おかしいぞ!」を引き起こす……4つの具体的方法が図解されており、とても分かりやすい。この単元では、どのタイプで「はてな?」をもたせられるかという教材研究が可能となる。そしてこれら4つはそのまま、教材開発の視点ともなっている。「はてな?」のもたせ方と教材開発は完全にリンクしている。
③毎日きれいに成長するなんてお化けですよ
有田流ユーモアを交えて、子どもの成長の仕方について端的に述べている。また、「授業で子どもを鍛えようと思ったら『今このクラスで何が必要か』ということをやるべき」とも主張されている。子どもを鍛え、成長させるために、学級があり授業があると言う、至極当然のことだが、忘れがちなことでもある。しかし、これは教師として決して忘れてはならないことである。そして、そのようなことが意識できた授業をしていると、子どもたちはある日突然、伸びるのである。
④子どもを先生だと思いだしてから、成長したような気がします
「人間性の磨き方は?」に対する答えである。教師が人間性・授業を磨くために絶好の相手が、目の前の子どもたちである。私たちは子どもから教わることばかりである。
⑤意欲のもたせ方
グループでの調べ学習を効果的に進めていくための具体的方法が記されている。このやり方だと、情報が集まりながら、グループで進めていくことのよさを体感することができるだろう。活動の良さを体感することで、子どもたちはそれを「学び方」として体得することができるだろう。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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