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【追究の有田本 No.16】有田式歴史教科書

【追究の有田本】No.16をお届けします。
今回は、『有田式歴史教科書』2005年、明治図書http://amazon.co.jp/dp/4184683223
副題にもある通り、歴史だけでなく公民分野にわたってまで、「6年社会科・授業カンペキ版」の名の通りの一冊となっている。子どもたちに確実に指導していけば、6年社会科についておさえておくべきことは、落とさずに指導ができるだろう。あとはこれを「どのように指導するか」である。そこについては有田先生のこれまでの書籍から学ぶ必要があるだろう。しかし、6年社会科に不安や苦手意識をいだいている教師にとっては、心強い一冊である。
 ① おさえるべき内容、そのための資料を明記
教科書・資料集と本書があれば、教材研究を始めることができるだろう。教科書のどこがポイント・おさえどころなのかを本書によって確認することができる。また、資料の読み取り方も理解することができるようになっている。子どもたちは毎時間、納得しながら、そして新しい知識を手にしながら授業を受けることができる。「まとめ」が図式化・箇条書きで書かれていることも、本書の分かりやすさを増やしていることにつながっている。大切な知識をおさえて(漏らさずに)授業を進めることができる。また、確認テストもついており、こちらはそのまま活用することができるものとなっている。Q&Aは歴史好きの児童を増やすことにつなげられるだろう。
 
② 補充・発展資料・情報の充実
ここが『有田式』という名を出していることとつながると私は考える。「縄文時代の身長はどれくらい?」「江戸の人口は世界一だった?」など、本書にある資料や情報をもとに、それぞれの教室で活性化する授業をつくっていくことができるだろう。有田先生はこのことも考えられて、本書を執筆されたのではないかとさえ感じる。ここから追究を始めていく子どもたちが出てくるかもしれない(いや、出てきてほしい)。また、本書にある資料は中学校での歴史の授業においても活用することができる。決して「小6」に限定されたものではなく、社会科の授業をする中学校の先生たちにとっても活用できる本である。
 ③ 本書で「追究の鬼」や有田学級の授業ができるのか
これは「否」であると私は考える。「追究の鬼」を育てるためには、❶対応の技術、❷ユーモア、❸授業は布石の連続……これら必要とすべきものが数多くある。しかし本書にはそこまでの記述は見つけられなかった。45分の授業や授業参観・研究授業などは、本書を活用しておこなうことはできるだろう。しかし、授業と授業をつなげる意識や技術・調べ方やたずね方などの学習技能など、子どもたちを鍛えていくために必要とすべき要素はまだまだある。知識だけではないのである。これらは有田先生の他の本からみっちりと学んでいく必要がある。「追究の鬼」を育てる奥深さを、本書から逆に思い知らされた。若手教師や6年社会科を苦手としている教師にとっては、必ずや救いとなる一冊である ことは確かである。
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Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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