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【追究の有田本 No.13】学習意欲はこう高める 有田和正著作集1

【追究の有田本】No.13をお届けします。
今回は、
『学習意欲はこう高める 有田和正著作集1』1989年、明治図書
http://www.meijitosho.co.jp/detail/498704

 有田先生が子どもたちの学びの姿を見て、一番足りないと考えているのが、「学習意欲」である。これを高めるための工夫や授業改善について書かれているのがこの本である。著作集の第一巻が「学習意欲」についてということも、意味が在ると考える。著作集は一冊一冊のページ数が多く、深くじっくりと学ぶことができる。

① 社会科授業の課題
 資料の読みとり方やそこからの深め方、意見の取り上げ方などが社会科授業を考える際に話題に上りやすい。これも多くの教師が課題ととらえていることではある。しかし、本当の課題はそれ以前のところ、「いかに調べるようにするか、調べたくなるようにするか」なのである。ネタも子どもたちを動かすためのものである。表面だけでの意欲づけでは不十分。そこから「調べたい」という「追究意欲」へと進んでいかなければならない。有田先生のネタ論は、この課題克服にあるのではないかと私は考える。

② 教材研究・教材選定の条件
 子どもが意欲的に追究していくためには教材が不可欠である。そして、教師が教材を見る目を鍛え続けなければならない。有田先生が掲げているこの条件を読むと、教材が単独して存在しているのではなく、子どもたちの反応があって成り立つものであることが分かる。子どもが追究意欲をもって動くか…ここに教材の成否があると考える。また、有田先生は「すぐに教材にしないで、あたためておく」と言っている。この「あたためる」について「その教材を問い直す。自分の問いでもって追究し直すこと」とある。この段階でも強い問題意識を持ち続け、自らに「はてな?」を課して追究を続けるのである。

③ 授業後の教材研究
 「授業中も、子どもの反応から学びながら、教材研究をする」「授業後、どこの研究が足りなかったのかもう一度 教材研究をし、それを次の教材研究に生かす」…これができる人を有田先生は「本当の教材研究のできる人」という。中途半端な教材研究をしていたなぁと反省。ここまでやって磨いていく。

④ 一貫した息の長い指導、先を見通した確かな布石
 子どもの学習意欲を高めるために、「先の授業のあり方を見通して、今何をどのように指導するか」を考えていくのである。これを有田先生は「授業は布石の連続」という。ここでは「木場と低地のくらし」の2か月の展開が具体的に書かれている。

⑤ 意欲を高める学習方法の工夫
 「ごっこ活動・構成活動」「調べ方」について詳しく学ぶことができる。これによって、低⇒中⇒高と段階的に指導を積み上げていくことができる。活動の意義や進め方など、ていねいに書かれており、実践と本書との「往復作業」によって、授業を磨いていく。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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