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落合流から学ぶ 落合博満著『采配』を再読して

 久しぶりの再読。サイドラインの様子を見ると、5度目の読みになる。同じ個所へのラインが増えたところもあるし、初ラインもある。再読の面白いところである。
 改めて思う。落合さんの考え方が私は好きである。野球に対する厳しさは誰よりも野球を愛して、大切にしているからであろう。そして、「常に自分で考える」。だからこそ、その考えが胸に響く本となるし、学ぶところが多い。どれも、実践をくぐらせて発せられた言葉だからである。

①要は、自分だけができるつもりになるのではなく、「誰が見ても試合でできると思えるレベル」まで、自分のパフォーマンス(仕事)の質を高めていくしかない。
 自己満足の仕事で止まってはいけない。常に見てもらう・斬ってもらう場に自分の身を置くことが必要である。現状では、学級通信は鈴木健二先生やゼミ生に斬っていただいている。授業についても、他校と比べると年3回の研究授業ということでご指導を受ける機会は多いかもしれない。でも、まだまだだなぁと感じている。どうしても自分自身へ甘えの気持ちが起こってしまう。
 できる「つもり」で止まっていることが一番怖いことである。落合さんは「30代で何をしていくのかが極めて重要だと思う」とも言っている。とどまっている時間はない。30代でやるべきことはいっぱいある。そのためには「常に斬られる場所に身を置く」ことが私の成長にとっては必要である。

②高い技術をもっている人ほど、その難しさを熟知しているからこそ、第三者に伝える際にはシンプルな表現を使おうとする。それを聞き逃さず、重要なヒントをつかみ取ってもらいたい。
 これも最近、よく感じることである。私自身、読書や話を聞かせていただいた際に、本当に大切なところを読み取れていない・理解できていないと思うところが多いのである。シンプルであるが故に気に留めないところがある。シンプルな言葉は、心地よく頭に入ってくる。しかし、そこで自身の思考が止まってしまうところがある。本当は、その言葉を自分で咀嚼したり、背景を探ったりすることが真の学びであろう。 有田和正先生の初期の本は、読みにくい。ということは、今書かれているものは、シンプルな表現なのだろう。分かりやすいのであるが、本当の意味で分かっているかどうか怪しくなってくる。シンプルな表現ほど、それを「重要なヒント」として、能動的に「つかみ取る」ことが必要である。

③「心技体」ではなく「体技心」
 最近の教育書を見ると、「教師の人間性を高める」といった、心を大切にした実践がよく取り上げられている。私はこの傾向に若干「?」をもっている。教育技術に関しては出尽くしたからか。新たな記述は創出されないのか。落合さんは「技術を身につけて自信を得るしかない」「どんな人でも、何かの技術を身につけようと、ひとつのことに打ち込めば、性格や考え方にも変化が生まれるのだ」と言っている。20年前の教育書、教育技術が満載である。今でも読めるものばかりである。「技術と人間性」…これもバランス論ではあるが、若手はやはり教育技術を手に入れ磨くことは徹底しておこなうべきであろう。 若手から「技術よりも人間性」と言われてしまったらどうしようか。「いや違う。技術に『裏打ちされた』人間性である」と、今の私なら答えるだろう。


(おまけです)
一人への選手への采配で、チーム全体の空気が変わる…有田先生の言う「まずは、一人を鍛える」に通じるところ。

模倣とはまさに、一流選手になるための第一歩である・・・勇気づけられる

こちらからは教えないし、育てようともしない。ただ、私に突っかかってくるのなら、いくらでも相手になる。昔の職人の世界なのかもしれないが、時代が移り変わっても、それがプロフェッショナルというものなのだと思っている…同僚に対してはこの意識が強いなぁ

組織に必要なのはチームリーダーではなく、個々の自立心と競争心、そこから生まれる闘志ではないか。メンバーの一人ひとりが自立心をもち、しっかりと行動できることが強固な組織力を築いていく。つまり、一人ひとりが自分なりのリーダーシップを備えていれば、チームのリーダーなる存在は必要ないと考えている…私の学級づくりに近い考えである。リーダーは確実に育つ(育てる)ことができればいいのだが、どうも「『チームリーダー』という“亡霊”が、選手個々の自立心を奪う」という方向に陥りがちである。そのため上記に近い考えをもって学級づくりを進めている。

「いつもと違う」にどれだけ気づけるか…学級づくりで教師が落としてはならない感覚であろう。そこで障害となるのが「固定観念」。「固定観念」を取り除く癖を身についておく(修業していく)必要がある。「固定観念」を取り除くことができれば、常に新しい感覚で教室・子どもたちを見ることができる。これは絶対、楽しいことである。

ミスは叱らない。だが手抜きは叱る…叱るポイントの一つになるだろう。

下(若手)からの突き上げが弱くなっていること…肝に銘じたい
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Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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