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【追究の有田本 No.12】すぐれた授業の創り方入門

【追究の有田本】No.12をお届けします。
今回は、
『すぐれた授業の創り方入門』2007年、教育出版
http://amazon.co.jp/dp/4316802259

教育出版の情報誌「Educo」に連載されていたものがまとめられている。連載当時から注目して学んでいたこともあり、書籍化は非常にうれしかった。有田先生が授業を参観されて、おもしろいと思った授業が11本掲載されている。即ち、有田先生が直接授業をされたものではない。その授業を有田先生が解説をされている。私はこのことが、有田先生の語る有田実践からは見えにくいところが見えるようになっているなぁと感じている。授業の具体や有田実践を学ぶには非常に優れた一冊である。

① 有田先生が見る、授業の良いところ・良くないところ
有田先生の著書にある授業を見ると、発問のあり方や、資料・板書、そこから追究を進めていく子どもたちの意見のつながり・深まりなど、多くの具体的事実から学ぶことができる。その一方で、有田先生が授業をどのように見るのかといった「分析」については、本書から学ぶことができる。「ここでこう改善していくといい」という代案が示されているところからも、有田先生が授業に正対されている姿を学ぶことができる。そしてこれらを「すぐれた授業のポイント」として14挙げている。有田理論と実際の授業とがどのように結びつくのかを学ぶことができるようになっている。

② すぐれた授業の創り方アイデア
有田先生の授業理論が網羅されている。「黒酢」の教材開発や「動物園ではたらく人の工夫」など最新のネタを入れて解説してある。また、生活科や総合的な学習についての指導アイデアについても書かれている。何度も言うが、非常に分かりやすくまとめられている一冊なのである。特にこの章は、有田先生にはじめてふれる教師には多くの学びになると思うし、ここから「深く学んでいきたい(追究したい)」という意欲をもつことになるだろう。

③ 「教材の背景」まで深く追究する
有田先生の言う「教材研究」とはここまでのレベルを指すのである。「教材の背景」まで教材研究をすれば、自然に「発問・指示」が生まれてくるし、「どんな資料を用意すればいいか」ということも明らかになってくるのだ。有田先生は「教材が完全に自分の手の中に入ってくるまで調べる」という。教材の表面だけでなく、その「背景」までつかむことこそが「教材研究」なのである。また、有田先生は「社会科以外の本を読んだり調べたりすることで、社会科の学習を深める」ことがあるとも書いている。これによって、「背景」まで研究(追究)することができるのである。

すぐれた授業とはどういうものか、どうしたらすぐれた授業に近づけるのかが、分かりやすく解説されている。これまでの有田本とは違った見方で多くの学びを得ることのできる一冊である。
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プロフィール

Teru3128

Author:Teru3128
小学校、特別支援学級の担任です。
今年度で教職14年目。
教師修業をぼちぼちと進んでいます。

本年度は、特別支援学級における「道徳授業」を追究する一年間です。
失敗から見えてくるものを大切に、授業実践の楽しさに浸っています。

そして、今年は有田実践からも学び広めていきます。

心を耕し、技術を磨いていきます。
よろしくおねがいします。

ありがとうございます!
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